スリーマイル島(TMI)原発事故、
1979年米国ペンシルバニア州
1979年3月28日 午前4時 2号炉で事故発生
� 午前7時30分 「非常事態宣言」
� 午後1時50分 水素爆発 格納容器上部
� 午後3時 毎時2から3ミりレム(200-300ミリシーベルト)
人体に影響ないと発電会社社長発言
� 事故1日後— 29日午前10時ごろ.
燃料1%程度は解けたかもしれないと発表
� 事故2日後— 30日午前6時40分 化学体積制御系から放射能放出
を始める。圧力容器内で多量の水素がたまる。
燃料上部むき出しメルトダウン可能性
� 事故3日後—31日 午後3時頃
水素が増大して酸素ガスも増える。
ヨウ素剤百万人分 要請。
� 事故4日後—4月1日
水素ガス抜き作業が続けられ、が減少しつつある。
� 事故6日後—7日後—、4月3から4日
原子炉小康状態 強制冷却は行われていた。
� 事故12日後—4月9日 退避勧告を解除
TMI原発事故の経過を参考までに記載します。
なお、TMI原発は軽水型原発ですが、加圧水型原発(PWR)です。福島第一原発は沸騰水型原発(BWR)で、前者は熱交換機があるのに対し、後者は原子炉で作られた蒸気を直接タービンへ吹きつけます。
今回の事故では、原子炉が停止しても発生する熱量で燃料は破壊、溶融し、蒸気は圧力容器—>格納容器^—>大気へ、あるいは施設内、敷地内へと放出します。
参考までに TMIの事故の経緯要旨を記載しました。
福島原発 3月20日 24日の航空写真 |
東京電力福島第一原発事故 |