水素爆発 地上から放射能放出 使用済み核燃料大火災 福島第一原子力発電所 現在の状況(3月17日)
東京電力福島第一原発4機の大事故経過をわかりやすく表にしました。
1979年のスリーマイル原発事故をはるかにこえ、1986年のチェルノブイリ原発事故に匹敵するかもしれない福島原発事故、その状況を日本原子力災害対策本部(2011年3月17日)発表から抜粋して伝えます。
地震発生後
- 1号機
- 18時間後、格納容器から高さ約120メートル排気塔から放射能を放出
- 27時間後,原子炉建屋で水素爆発、建屋崩壊
- 3号機:
- 42時間後 格納容器から排気し排気塔から放射能を大量放出
- 68時間後 原子炉建屋で水素爆発、建屋崩壊 (1号機と同じ経過)
- 2号機:
- 74時間後 原子炉圧力容器内水位低下で、燃料炉心露出か。
- 同容器に海水投入
- 80時間後(14日23時頃) 格納容器から排気、排気塔から放射能
- 86時間後(15日6時頃) 格納容器破損 地上から放射能放出
- この地上からの大量放射能放出で敷地内周辺は大汚染した。
- 東京電力は職員を退避させた。
- (東京電力発表では作業に直接関わりのない協力企業作業員
- および当社職員を安全な場所などへ移動開始したと文書で発表)。
- 4号機: 61時間後(14日4時頃) 使用済み核燃料の一時貯蔵プール水温上昇
- 90時間後(15日9時頃) 同プール付近から火災発生
- 111時間後(16日 6時頃) 同プール付近から火災発生
3月17日、東京電力福島第一原子力発電所で4機原発が次々と大破損した |
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